JCAC投稿規定

JCACの原稿作成はJCACスタイルファイル(.dox)の英語版あるいは日本語版により作成してください。なお、すでに公開されている論文を参考にして下さい。主な留意点としては、本文では、シーケンシャルに[1], [2]…と論文を引用する。また、本文最後に[1]、[2]、…の順で引用文献リストを作成する。 なお、1つの文献番号には1つの文献のみと対応づけてください。論文が受理されたときには、譲渡契約書を提出してください。

 作成した論文について、doxファイルとpdfファイルを編集部へメールにて送付する。また構成済み論文についてもdoxファイルとpdfファイルを編集部へメールにて送付する。

送付先

〒101-8307  東京都千代田区神田駿河台1-5公益社団法人 日本化学会 jcac[at]cicsj.csj.jp ([at]を@に変えてメールしてください。)

言語

原稿は,英語または日本語とする。 ただし,日本語で作成する場合は,英文の要旨を添付する。また,図,表等の説明は英語で書く。

作成と投稿

原稿は,原則としてMicrosoft Wordの文書ファイルとして作成する。以下の投稿の手引きから著しく逸脱した原稿は,受付に先立って書き直しを求めることがある。

査読プロセス

受け付けた論文は、編集委員会が委嘱した専門家により査読を行なう。 査読の主なポイントは、

  • 学術的に価値ある内容を含んでいるか
  • 主題は本誌の取り扱う学問分野に該当するか
  • 表現および内容に誤りまたは不適切な点はないか
  • その他,本誌に掲載することが適当か

などである。

査読は2名により行われ、匿名とする。また、投稿者は投稿に際して査読者を推薦することができる。掲載の可否は,査読者の意見を参考にして編集委員会で決定する。結果は論文受付け後3週間以内に原則として電子メールで著者に送る。

 査読により編集委員会が必要と認めたときは、著者に対して原稿の修正を求めることがある。 査読意見は論文受付け後3週間以内に原則として電子メールで著者に送る。 著者は査読意見を参考にして,3週間以内に内容を修正・変更して再投稿する。その際に、修正・変更した内容を簡潔に記したファイルと修正論文を電子メールで編集委員会に送る。結果は再投稿論文受付け後3週間以内に原則として電子メールで著者に送る。 一ヶ月を経過しても再投稿されない場合には,投稿の意志がないものとして整理する。

校正

掲載が認められた論文は、投稿者に電子メールで送る。著者は,論文を校正し、一週間以内に、修正箇所の説明とともに校正論文のdoxファイルとpdfファイルを編集委員会に電子メールで知らせる。 連絡がない場合は,校正の必要がないものとみなす。 校正は、ページレイアウトの不備、表現の誤りなど、論文の内容に影響のないものに限られる。内容に影響のある修正を希望すると編集委員会が判断した場合には、 再査読の対象あるいは新規投稿とみなされる場合がある。

公開

校正の終った論文は、JSTAGEにて公開される. 公開登録された日付をもって発表日とする。特段の理由があって、特定の年月日以降まで公開を遅らせることを希望する場合には、 遅くとも校正期限までに編集委員長に理由を明記して申し出てください。

いったん公開登録された論文は、一切の変更は行なわない。公開登録した後に,誤りが見つかり、編集委員会が必要と認めた場合には、「訂正」を掲載する。

投稿料

当分の間、投稿料は無料とする。

投稿規定の詳細

A4 版 (21.0×29.6 cm) 縦長用紙を用い、用紙の上下に各 3.0 cm、左右に各 2.0 cm 以上の余白をとる。

論文題名は、2行の空白行の後,左右各 3.0 cm 以上の余白、文字サイズ 16 ポイント、 中央揃えで(センターリングして)、Times bold(日本語論文ではMS明朝体太字)で印字する。 1行の空白行をおく、。

著者名(14 ポイント)を Times font (MS明朝体)で書いた後1行の空白行をおいて, 研究の行われた場所(10 ポイント)を同じ幅で Times font (MS明朝体)で書く. 行間隔は,1スペースとする. 著者名と研究の行われた場所の対応を示すには,a, b, c… などの上つき文字をカッコをつけずに用いる. 上つき,下つきの文字は,少なくとも 2 mm 以上の文字高となるように印字する。 Corresponding authorのE-mail アドレスを脚注にイタリック体で記す。

1行の空白行の後,受付日と受理日を次の要領で書き,その後に1行の空白行をおく.到着日,受理日等は編集委員会で書き込みするため,著者が書く必要はない。

(Received January XX, 2000;  Accepted March YY, 2000)

論文の概要は、左右各 2cm の余白で,10 ポイントの文字サイズで Times font (MS明朝体)で印字する。行間隔は,1スペースとする。 概要は,読者が本文を読まなくても、その目的、方法、結論を理解できるように書く。ただし、本文中の化合物番号や図,表の番号,文献番号を引用してはならない。

キーワードを書く。2.5 cm の左右の余白,10 ポイントの文字サイズで、Times font (MS明朝体)で印字する。 例えば,以下のように書く。

キーワード:分子軌道法、マルチメディア、結晶構造、化学教育

本文は、2.0 cm の左右の余白、10 ポイントの文字サイズで、Times font (MS明朝体)で左右二段組で印字する。 左右の間隔は1.5 cm程度とし、行間隔は、1スペースとする。 本文は、研究目的、方法(必要に応じて使用機器、オペレーション・システムなどを含める)。結果と考察,結論 (Introduction, Methods (Instruments, Operation system etc.),Results and Discussion、Conclusion) 等の適当な見出しをつけて書く。各見出しはTimes bold (MS明朝体太字)で書き、その上に1行の空白を置く。 謝辞は、本文の末尾に見出しなしで簡潔に書く。

文献(書誌およびURL)および注は、本文中で連続した番号で引用する。また、1つの文献番号には1つの文献のみを書く。CGIその他のアプリケーションのように機種に依存するものは補足資料(マルチメディア付録)とせず、 継続的に公開可能なサーバー上に公開して、そのURLを引用する。

本文の後に文献および注(References and Notes)の見出しをつける。雑誌の引用法は、著者名(T. Tanaka, B. T. McCain, and T. Suzuki)、 雑誌名,巻数,頁(始めと終わり),発行年の順とする。 雑誌の略記法は、 Chemical Abstracts の形式を用いる。 ibid や idem は使用しない。 雑誌名はイタリックで、巻数はゴシック体で印字し、発行年は、括弧で囲む。 巻数のない雑誌は、発行年を括弧なしで、巻数の場所に移動してゴシック体で記す。 URLは、

JCAC Home Page (URL = http://www.quebecd.tutkie.tut.ac.jp/jcac/)

のようにページ名称(URL)の形式で記載する。

日本語で書かれた原稿の最後には、英語の要旨をつける。 要旨には、英語の題名、著者名とその所属、主著者の電子メイルアドレスを記載する。 英語の要旨は和文要旨の英訳ではなく、内容が分かりやすく伝わるように工夫する。

補足資料(マルチメディア付録)がある場合は、文献の後に補足資料(Supplimentary Materials)の見出しをつけて、以下にその名称を一覧表示する。

命名法および単位

化合物の命名法は、原則としてIUPAC 命名法に従う。 単位は,なるべく SI 単位を使用する。

表,図,式

表、図、構造式などは、本文中に、なるべく一段に納まるようにして、見やすく作成する。 図や表のキャプションは、日本語の論文でも英語で記す。 カラーの図面も受け付ける。査読は白黒原稿で行うことがあるのでカラー原稿を白黒で印刷またはコピーしたときに、 細部が明瞭に判ることが望ましい。

補足資料(マルチメディア付録)

映像、音声、動画、大型図版、JAVAアプレットなどのwww(Plug-inを含む)で動作可能な補足資料は、それぞれ別ファイルとする。なお,ファイル名にはスペース、/、-、“、”、‘、’を用いない。

ファイル数は1論文あたり最大5ファイルまでとし、ファイルサイズは1論文あたり最大10MBとする。

使用禁止文字

以下の文字は,機種に依存したり、インターネットでの転送を保証されていないため使用できない。

日本語論文

(a) 半角カナ (b) 以下の半角記号。(句点)「」(かぎ括弧)、(読点)・(中点) (c)ローマ数字(下図1段目)、丸数字(2段目)、(d) 組文字は(3段目)。

その他、JIS第2水準までに規定の無い文字、外字(自作文字)。ただし、人名などやむを得ない場合は、画像イメージを作成して本文中に貼り付ける。

罫線,表組対策:原則として使用禁止。どうしても使用したい場合は画像イメージを作成して本文中に貼り付ける。

英語論文

日本語論文の場合と同様に(a)と(b)は使用しない。また、2バイト文字(全角文字)
ギリシャ文字,”%”,”℃”など、IME(FEP)を通して入力される文字。